neutral

Share this post

#03「菌糸」ベンチャーから考える、代替資源の可能性

www.neutral.community

#03「菌糸」ベンチャーから考える、代替資源の可能性

近年、商品開発に使われるプラスチックや木の代替資源は多様化しています。今号ではその中でも「菌糸」に注目し、世界で新しいプロダクトを生むベンチャー企業を紹介するとともに、代替資源の可能性を考えます。

neutral
Aug 10, 2022
Share this post

#03「菌糸」ベンチャーから考える、代替資源の可能性

www.neutral.community

藁(わら)、麻(ヘンプ)、竹、ペットボトルのリサイクル資源、新素材……。商品開発に使われるプラスチックや木の代替資源には、さまざまなものがあります。リサイクルプラスチックを活用した靴やアパレル製品は、日々の消費活動のなかで出会うこともずいぶん増えました。竹やバナナの紙などは日本でも購入することができます。

ここ数年でいちばん驚いたのは、竹をつかった絆創膏でした。日常で見かける絆創膏の素材は、ポリ塩化ビニル(PVC)ですよね。その素材を息子の傷口に貼ることを懸念した、オーストラリアの男性が商品を開発したそうです(※1)。

企業や研究所は、有限な資源、環境を破壊する素材に変わる、新しい素材の開発を常にしていますが、今回のテーマは菌糸(キノコ)!日本でも、土屋鞄が米国企業ボルトスレッズ社と提携をして菌糸素材のランドセルを発売すると話題になりましたが、私たちが取り上げるのは、別の菌糸を代替資源として活用しているニューヨークのデザイン会社の話です。

菌糸からランプ、靴底、なんでもつくる

This post is for paid subscribers

Already a paid subscriber? Sign in
© 2023 okaeri,inc.
Privacy ∙ Terms ∙ Collection notice
Start WritingGet the app
Substack is the home for great writing