neutral

Share this post

#10 暮らしを「地球中心デザイン」で捉え直す、10のキーワード

www.neutral.community

#10 暮らしを「地球中心デザイン」で捉え直す、10のキーワード

みなさんは、「地球中心デザイン(Planet-centric Design)」という言葉を聞いたことがありますか?人間中心デザインから、地球中心デザインへ。環境課題に対して、デザインの役割から何ができるのかという問いは、全ての人が「How is Life?」として問われているのではないでしょうか。

neutral
Nov 20, 2022
Share this post

#10 暮らしを「地球中心デザイン」で捉え直す、10のキーワード

www.neutral.community

現代社会における、地球と生きるための障壁

いま座っている椅子や、目の前にある時計、ノートパソコンやスマートフォン……。身の回りにあるほとんどのものは、何かしらの目的でデザインされていて、私たちはそれを商品やサービスとして享受し、ユーザーとして使っています。

ユーザーとして心地よく商品やサービスを使うためのデザインは、私たちの暮らしをより便利で快適なものにしてきました。

しかしながら、こうした「人間中心デザイン」は、生態系や地球環境全体に大きな代償をつくってしまっているのではないか、人のニーズと地球のニーズを同じレベルに捉え、一人の人間ではなくもっと広い地域住民、生態系、さらには地球環境全体を考慮に入れる必要があるのではないか、という考えから広まりつつあるのが「地球中心デザイン」です。

そのビジネスは、何のためにあるのか?

デザインという言葉は広義なので、まだ人によってイメージが異なるかもしれませんね。ビジネス設計もコミュニケーション設計も、はたまた組織づくりもデザインとして語ることができますが、ここではあえて狭義に捉えて、手にとることができるプロダクトの意匠としてのデザインに絞って事例をひとつ挙げてみましょう。

例えば、土に還るオムツを生産・販売するベルリン発のスタートアップ「DYCLE(ダイクル)」代表の松坂愛友美さんは、とあるインタビューで、こんなふうに話していました。

This post is for paid subscribers

Already a paid subscriber? Sign in
© 2023 okaeri,inc.
Privacy ∙ Terms ∙ Collection notice
Start WritingGet the app
Substack is the home for great writing