#11 ポートランドに見るグリーンフライデーの在り方
2022年のブラックフライデーはどうなるかな、という記事をこのneutralで書いたのは1ヶ月前。今回は、ポートランドのあるオレゴンのブラックフライデーの取り組みと共に、今年のブラックフライデーを振り返ってみたいと思います。
1週間で大量のメールをUnsubscribeした11月
ブラックフライデーの前の1週間、私のメールボックスは散々でした。いつ登録したのかも定かではない、いつ購入したっけ?というストアからも、連日ブラックフライデーの告知のお知らせ、お知らせ、お知らせ、お知らせ……。私の場合は、さまざまなブランドのマーケティングリサーチもかねて、気になるショップはメールアドレスを登録することにしていることもあり、相当な数でした。うんざりして、いったい何通のメールをUnsubscribeしたことでしょうか。
ブラックフライデーが終わったかと思えば、続くのはサイバー・マンデー。米国だからより激しいという事情もあるでしょうが、日本でもブラックフライデーに取り組む事業者は増えていますから、似たような状況を味わった方も少なくはないでしょう。
コロナによりオンラインショッピングが盛んになったことも背景になってか、このブラックフライデーは、加速していると感じたのが今年のブラックフライデーでした。
そんな中で、前回に挙げたパタゴニアなどアウトドアブランドを中心に近年広がっている「グリーンフライデー」の取り組み。先日紹介したように、アウトドアブランドのREIが外へ行こうキャンペーンとしてお店はもちろん全従業員に有給休暇を与えたり、と自然を大切にサスティナブルに取り組む企業やアウトドアブランドを中心に数年前から広がってきています。
まずは企業ではなく、まち、自治体で行われたグリーンフライデーを紹介します。